NHKラジオ英会話の効果と勉強法|2026年度の放送時間・レベル・8講座の選び方

NHKラジオ英会話について

NHKラジオ英会話は、2026年度からNHK FMへ移り、月〜金の午前6時45分に15分放送されるCEFR B1レベルの講座です(テキストは月710円・聴き逃し配信は1週間限定)。平日15分を1年続けても学習時間は約65時間で、中学英語の授業量350時間には届かないため、講座選びと積み増しの設計で成果が決まります。

この記事でわかること

  • 2026年度のNHKラジオ英会話の放送時間・再放送・講師・レベル(ラジオ第2からNHK FMへ移行済み)
  • NHKの英語ラジオ8講座をレベルと放送時間で一覧比較し、自分の入口を1分で決める方法
  • 平日15分を1年続けたときの学習時間と到達点の現実的な見積もり
  • テキスト・別売音声・聴き逃し配信の費用と期限、無料で完結させる組み合わせ
  • 続かない人に共通する4つの原因と、1週間単位で組み直す設計
  • アプリ・オンライン英会話との役割分担(何を足せば穴が埋まるか)

公的・一次情報源: NHK「ラジオ英会話」番組ページ(参照)/NHK出版「英語テキスト」(参照

結論を先に書きます

NHKラジオ英会話は、月710円のテキストと1日15分で日常会話の土台を作れる講座です。2026年度からはNHK FMへ移り、月〜金の午前6時45分から15分放送されています(NHK公式番組ページ・2026年8月時点)。

ただし平日15分を1年続けても、学習時間は約65時間にしかなりません。中学校の外国語の授業量(3年間で350時間相当)と比べれば、5年分でようやく並ぶ計算。この講座を「英会話のすべて」に据えると、手応えが出る前に力尽きます。

だからこそ大事なのは、入口の講座を間違えないことと、足りない部分を別の手段で補うことの2点です。

この記事の要点
  • ラジオ英会話のレベルはCEFR B1。中学英語を終えた人の「次の一段」に置かれた講座
  • 2026年度からNHK FMへ移行。月〜金 午前6:45〜7:00、再放送は火〜土 午前0:30〜0:45
  • テキストは月710円(電子版770円)。放送と聴き逃し配信だけなら費用0円で始められる
  • 聴き逃し配信は1週間で消える。「ためて週末に一気に」は仕組み上できない
  • 伸びるのは文法の運用と言い回しの引き出し。発話の瞬発力は別の手段で足す必要がある

英会話スクールに通っても手応えが出ない、独学の教材は続かない。そんな行き止まりの次に候補へ挙がるのがNHKの語学講座です。ここからは、2026年度の実態にもとづいて講座の選び方と続け方を整理します。

放送時間に生活を合わせるのが難しい方へ。スマホで完結する講座を併走用に持っておく手もあります。

目次

NHKラジオ英会話とは|2026年度はNHK FMの平日15分・テキスト月710円

NHKラジオ英会話とは、NHK FMで平日の朝に15分放送される、日常会話の運用力を鍛える語学講座です。高校生から社会人までを対象にしており、会話の土台になる文法と語彙のイメージを固めながら実用的な英会話力につなげる設計になっています。

2026年度の最大の変更は「ラジオ第2からNHK FMへの引っ越し」

長年ラジオ第2で放送されてきたNHKの語学ラジオ講座は、2026年3月30日にAM(ラジオ第2)からNHK FMへ移行しました。あわせて一部の講座は放送時間も変わっています(NHK出版「2026年度英語テキスト ラインナップ」)。

古い解説記事の情報のままラジオ第2にダイヤルを合わせても、番組は流れません。チャンネルはNHK FM。ここが最初のつまずきポイントです。

もうひとつ、CDで音声を買うという時代でもなくなりました。現在の主流は、らじる★らじるの聴き逃し配信とNHKゴガクアプリのストリーミング、そしてNHK出版のダウンロード音声です。

番組の基本情報(2026年8月時点)

放送・料金・レベルをまとめると次のとおりです。

NHKラジオ英会話の基本情報

項目内容(2026年8月時点)
放送NHK FM 月〜金 午前6:45〜7:00(15分)
再放送NHK FM 火〜土 午前0:30〜0:45(前日深夜)
講師大西泰斗(言語学者)
番組パートナーDavid Evans/秋乃ろーざ
レベルCEFR B1(NHK出版の目安)
対象高校生〜社会人
テキスト月刊・毎月14日発売/定価710円(本体645円)・電子版770円
別売音声「NHK語学テキスト音声」ひと月700円
聴き逃し配信らじる★らじる/NHKゴガクアプリ(いずれも1週間)
年間構成通年新作(4月〜翌3月)

テキストはNHK出版によると2026年8月号で定価710円(本体645円)、判型はA5判です。放送そのものは受信料の範囲で聴けるので、追加費用はテキスト代だけという構造になります。

NHKラジオ英会話のレベルはCEFR B1|英語8講座を一覧で比べて入口を決める

NHKの英語ラジオ講座は2026年度で8本あり、ラジオ英会話はその中で上から3番目の難易度にあたります。NHK出版のレベル表記では、ラジオ英会話がCEFR B1、英会話タイムトライアルがA2、基礎英語 レベル2がA1〜A2です。

NHKの英語ラジオ講座8本を土台づくり系・実用会話系・目的特化系の3系統に分類し、各講座のCEFRレベルを併記した分類図。
図:NHKの英語ラジオ講座8本は1本の階段ではなく3系統のレーン。自分のレーンを決めれば候補は2〜3本に絞れる(2026年度・NHK出版のレベル表記)。

NHK英語ラジオ講座 8本の比較(2026年度・NHK FM)

講座名レベル(CEFR目安・NHK出版)放送時間(NHK FM・2026年度)1回の長さ
小学生の基礎英語A0月・水・金 午前6:05〜6:1510分
基礎英語 レベル1A1月〜金 午前6:15〜6:3015分
基礎英語 レベル2A1〜A2月〜金 午前6:30〜6:4515分
エンジョイ・シンプル・イングリッシュA2〜B1月〜金 午前6:00〜6:055分
英会話タイムトライアルA2月〜金 午後11:50〜午前0:0010分
ラジオ英会話B1月〜金 午前6:45〜7:0015分
ラジオビジネス英語B2〜C1月〜金 午後11:20〜11:3515分
ニュースで学ぶ「現代英語」NHK出版のテキストなし月〜金 午後11:35〜15分程度

朝6時から7時までの1時間に、初級から中級までの5講座が連続して並んでいるのが2026年度の並びです。朝の1時間がまるごと語学ゾーンになっている、と考えると分かりやすいでしょう。

講座は「土台づくり」「実用会話」「目的特化」の3系統に分かれる

8本を役割で見ると、次の3系統に整理できます。

  • 土台づくり系:小学生の基礎英語/基礎英語 レベル1/基礎英語 レベル2。中学英語の文法と語彙をやり直す枠
  • 実用会話系:ラジオ英会話/英会話タイムトライアル。話すための表現と瞬発力を鍛える枠
  • 目的特化系:ラジオビジネス英語/ニュースで学ぶ「現代英語」/エンジョイ・シンプル・イングリッシュ。仕事・時事・多読多聴に振った枠

講座が多すぎて選べないのは、8本を1本の階段だと思い込んでいるのが原因です。実際には3本のレーンが並走しているだけ。自分のレーンを決めれば、候補は一気に2〜3本まで絞れます。

ラジオ英会話(B1)はどれくらいの難易度か

CEFRのB1は、身近な話題なら自分の言葉でまとまった話ができるレベルの区分です。英検でいえば2級前後、TOEICなら500〜700点台がひとつの目安として語られる帯にあたります。

番組ではダイアログが英語で流れ、そこから文法と表現を掘り下げる構成です。中学英語の文法があやふやなまま入ると、解説の日本語は分かるのに英文が頭に残らないという状態になりがち。ここが挫折の分かれ道になります。

レベルが高いと感じたときの下げ方

きついと感じたときの選択肢は3つあります。どれも格下げではなく、回り道に見えて最短の判断です。

  1. 基礎英語 レベル2(A1〜A2)に落として、中学英語の総まとめからやり直す
  2. 英会話タイムトライアル(A2)に切り替えて、易しい英語を口から出す量を増やす
  3. エンジョイ・シンプル・イングリッシュ(1回5分)を足して、英語を聞く時間そのものを増やす

なお基礎英語 レベル2は、2026年度からまとまった話をするスピーチ・コーナーが新設され、大人の学びなおしにも合う構成になっています(NHK公式番組ページ)。

NHKラジオ英会話の効果|平日15分・年65時間で伸びるものと伸びないもの

平日15分を1年間続けたときの学習時間は、15分×週5日×52週で約65時間です。参考までに、学校教育法施行規則 別表第二では中学校の外国語の標準授業時数は各学年140単位時間、3年間で420単位時間(1単位時間50分=実時間350時間)と定められています。

つまり、ラジオ英会話を5年続けてようやく中学3年間の授業量に並ぶという規模感。1日15分は続けやすい量ですが、それ単体で英会話が完成する量ではありません。

NHKラジオ英会話で伸びやすい力(文法の運用・言い回し・音への慣れ)と伸びにくい力(発話の瞬発力・未知の音の処理・即興対応)を対比した比較図。
図:ラジオ英会話はインプット中心のため、伸びる力と伸びない力がはっきり分かれる。効果の判定は6か月後に一度だけ。

伸びやすいのは「文法の運用」と「言い回しの引き出し」

ラジオ英会話の中心は、リアルな場面のダイアログと、そこから抽出される発言パターンの解説です。学校で覚えた文法が「使う形」に組み替わることが、この講座で最も起きやすい変化といえます。

たとえば「知っているのに口から出ない」現在完了や助動詞が、場面とセットで記憶し直される。毎日15分でも半年続けば、言いたいことに対して英語の型が浮かぶ場面は明らかに増えます。

伸びにくいのは「発話の瞬発力」と「未知の音の処理」

一方で、この講座は聞いて学ぶ時間が大半です。自分が口を動かす量は、放送15分のうちごく一部にとどまります。

会話は相手のいる競技で、必要なのは制限時間内に文を組み立てる瞬発力。ここはインプット中心の講座だけでは埋まりません。同じNHKの講座でいえば、瞬発力の担当は英会話タイムトライアルです。

もうひとつ、テキストに載っていない未知の音を処理する力も別枠になります。リスニングの伸ばし方は英語リスニング勉強法の完全ガイドで整理しています。

効果を判定するなら最低6か月は動かさない

学習成果は線形には出ません。3か月目に「伸びていない」と感じるのは、入れた知識が使える形に変わる途中の踊り場にいるためです。

判定は6か月後に一度だけ。それまでは講座を変えず、量も変えず、続けることそのものを目標にするほうが結果につながります。

なお、音声を使った具体的な手順(テキストを見ずに聞く→ディクテーション→テキスト照合→シャドーイング→暗唱→週末に一週間分を復習)は、英会話の勉強法!ラジオ講座の活用にまとめてあります。手順そのものを詰めたい方はそちらへ。

NHKラジオ英会話の料金と聴き方|無料で完結させる方法と年間の総額

NHKラジオ英会話は、テキストを買わなければ追加費用0円で始められます。放送・聴き逃し配信・アプリはいずれも視聴料が不要だからです(通信費は自己負担)。

聴き方・教材ごとの費用と期限(2026年8月時点)

聴き方・教材費用期限・条件
NHK FMの放送を直接聴く0円月〜金 午前6:45/再放送 火〜土 午前0:30
らじる★らじる 聴き逃し配信0円放送から1週間
NHKゴガクアプリ「ラジオストリーミング」0円(通信費は自己負担)翌週月曜から1週間・日本国内限定
テキスト(紙)710円/月毎月14日発売
テキスト(電子版)770円/月
別売音声「NHK語学テキスト音声」700円/月配信対象講座のみ

無料で完結させる最小構成

もっとも軽い始め方は、NHKゴガクアプリを入れて放送を1週間分聴くだけという形です。NHKゴガクアプリのラジオストリーミングは料金がかからず、英語を含む全8言語の講座を翌週の月曜日から1週間聴けます(NHK公式・2026年8月時点)。

まず1か月、テキストなしで聴き続けてみる。それで習慣が残るかどうかを確かめてから課金するほうが、失敗の金額は小さくなります。

テキストを買う価値があるのはどんな人か

テキストが効くのは、ダイアログを目で確認して音と文字を結びつけたい人です。耳だけで英文を正確に再現できる段階でなければ、月710円は十分に回収できます。

逆に、通勤中の聞き流しだけを想定しているなら急いで買う必要はありません。ただし後述するとおり、聞き流しのみの運用は成果が出にくい形でもあります。

全部そろえると年間の上限は約1万7千円

紙のテキストを1年分そろえると710円×12か月で8,520円。別売音声「NHK語学テキスト音声」はひと月700円なので(NHK出版・2026年8月時点)、1年分で8,400円です。

合計すると年間16,920円が上限。英会話スクールの1か月分にも届かない金額で1年間の教材が揃う計算になります。

NHKラジオ英会話が続かない4つの原因と、週次で組み直す方法

続かない理由は根性の問題ではなく、ほとんどが設計の問題です。よくある原因は次の4つに集約されます。

  1. レベルが合っていない
  2. 「あとでまとめて聴く」設計にしている
  3. テキストを開かず音だけ流している
  4. インプットだけで手応えが出ない

原因1:レベルが合っていない

B1の講座に、中学英語があやふやな状態で入る。これが最も多い形です。解説の日本語だけ分かって英文が残らないまま、1か月ほどで自然消滅します。

対処はシンプルで、基礎英語 レベル2(A1〜A2)へ下げるだけ。土台が戻ってからラジオ英会話に上がれば、同じ15分の密度がまったく変わります。

原因2:「あとでまとめて聴く」設計にしている

これが最大の落とし穴です。聴き逃し配信は放送から1週間で消えます。らじる★らじるもNHKゴガクアプリも、聴ける期間は1週間の期間限定(NHK公式・2026年8月時点)。

つまり、1か月ためて連休に一気に片づけるという運用は仕組み上できません。数日サボると音源が失われ、テキストだけが残る。この「取り返せない感覚」が離脱の引き金になります。

回収は週内で完結させる。それがこの講座の設計に合った唯一の走り方です。

月〜金に当日消化、土曜に取りこぼし回収、日曜にまとめて音読・シャドーイングする週次サイクルの流れ図。
図:聴き逃し配信が1週間で消える仕様に合わせ、回収を週内で完結させる週次サイクル(2026年8月時点)。

原因3:テキストを開かず音だけ流している

聞き流しだけで英語が定着するのは、すでに聞き取れる人に限られます。意味が取れていない音は、何度流れても背景音です。

1回15分のうち、最初の1回は音だけで挑戦し、2回目はテキストを開いて答え合わせをする。この往復があるかないかで、同じ15分の学習効率が大きく変わります。

原因4:インプットだけで手応えが出ない

聞いて理解できる範囲は増えているのに、話せる実感が出ない。この状態が続くと、伸びていないと誤解して手が止まります。

対処は、口を動かす工程を毎回15分の中に入れること。ダイアログを見ながら音読し、次にテキストを閉じて言えるかを試す。1日3分でも構いません。習慣が続かない構造そのものについては英語の勉強が続かない理由と続ける方法でも整理しています。

どの講座から始めるか|レベルと目的で決める入口と、他の学習手段との併用

入口は「中学英語がどれくらい残っているか」と「何を伸ばしたいか」の2軸で決まります。迷ったらまずは易しいほうを選ぶのが正解です。

中学英語を説明できるかと話す瞬発力の課題から、基礎英語レベル2・英会話タイムトライアル・ラジオ英会話・ラジオビジネス英語のどれから始めるかを決める判定フロー図。
図:中学英語の理解度と課題から入口の講座を決める判定の目安(NHK出版のレベル表記・2026年度)。

中学英語の理解度で入口が変わる

判断材料は、中学英語の文法を人に説明できるかどうかです。説明できないなら基礎英語 レベル2から、説明できるならラジオ英会話から。話す瞬発力が最優先の課題なら英会話タイムトライアルが近道になります。

仕事の場面で使う予定があるなら、B2〜C1のラジオビジネス英語が最終目的地です。ただし、いきなりここへ入るのは避けたほうが無難でしょう。

NHKラジオ英会話が向いている人・向いていない人

向いている人

  • お金をかけずに英会話をやり直したい社会人:テキストなしなら0円、買っても月710円で始められる
  • 中学英語は分かるが会話に使えない人:知っている文法を「使う形」に組み替える設計になっている
  • 朝型の生活リズムがある人:午前6時45分の枠は、出勤前の固定枠として定着させやすい
  • 教材選びに疲れた人:毎日届く決まった量なので、何をやるか迷う時間がゼロになる

向いていない人・別の手段が要る人

  • アルファベットや基本文型から不安な人:基礎英語 レベル1、または中学英語の学び直し教材が先
  • 3か月以内に話す必要がある人:発話量が足りない。会話練習の場を別に確保する
  • 生活リズムが不規則な人:1週間で消える聴き逃し配信と相性が悪く、取りこぼしが積み上がる
  • 間違いを直してほしい人:講座は一方向のため、添削・フィードバックは得られない

生活リズムが不規則で放送に合わせにくい方、口を動かす量を増やしたい方は、時間の制約がない教材を併走用に1つ持っておくと崩れにくくなります。

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アプリ・オンライン英会話との役割分担

3つの手段は競合ではなく、担当する能力が違います。ラジオ講座は土台、アプリは反復、オンライン英会話は実戦という分担が現実的です。

3つの学習手段の役割比較

手段主に鍛えられる力時間の自由度フィードバック
NHKラジオ英会話文法の運用・表現の引き出し放送+1週間の配信に依存なし
英語学習アプリ反復による定着・発音の矯正いつでも可自動採点が中心
オンライン英会話実際の会話・即興での組み立て予約枠に依存講師から直接

穴を埋める順番としては、まずラジオ講座で土台を固め、次に発話の反復をアプリで足し、最後に人と話す場を用意する流れが無理のない設計です。詳しい比較は英語学習アプリおすすめ比較にまとめています。

NHKラジオ英会話のよくある質問

Q1:NHKラジオ英会話は初心者でも聞き取れますか?

英語をゼロから始める段階では厳しめです。NHK出版のレベル表記でラジオ英会話はCEFR B1で、中学英語を終えた人の次の段階に置かれています。

アルファベットや基本文型から不安がある場合は、基礎英語 レベル1(A1)または基礎英語 レベル2(A1〜A2)から入るほうが定着します。1か月試して英文がまったく残らないなら、レベルを下げる判断が正解です。

Q2:NHKラジオ英会話のテキストは買わないとダメですか?

必須ではありません。放送も聴き逃し配信も無料なので、テキストなしで0円のまま始められます

ただし音だけで英文を正確に再現できない段階では、目で確認する工程が学習効率を大きく左右します。定価710円(NHK出版・2026年8月号)は、続けると決めた月から買えば十分です。

Q3:NHKラジオ英会話を聞き逃したらどうすればいいですか?

聴き逃し配信で1週間以内に回収します。らじる★らじるでは放送から1週間、NHKゴガクアプリのラジオストリーミングでは翌週の月曜日から1週間聴けます(NHK公式・2026年8月時点)。

深夜に時間が取れるなら、火〜土の午前0時30分からの再放送も使えます。いずれにせよ期限があるため、1か月分をためて後日まとめて聴くという運用はできません。

Q4:NHKラジオ英会話だけで英語が話せるようになりますか?

条件つきです。平日15分を1年続けても学習時間は約65時間で、話す練習の量としては不足します

伸びやすいのは文法の運用と表現の引き出しで、これは会話の土台にあたる部分。実際に口から出るかどうかは、音読・暗唱・会話練習をどれだけ足せるかで決まります。土台づくりの講座と位置づけるのが実態に合っています。

Q5:ラジオ英会話と英会話タイムトライアルはどちらを先に始めるべきですか?

課題が「話す瞬発力」なら英会話タイムトライアル(A2)が先です。制限時間内に日本語を英語で言い切る形式で、口を動かす量がラジオ英会話より多くなります。

課題が「文法は知っているのに使えない」ならラジオ英会話(B1)が先。なお放送はタイムトライアルが午後11時50分、ラジオ英会話が午前6時45分と時間帯が離れているため、併用しても枠がぶつかりません。

Q6:NHKラジオ英会話は年度の途中から始めても大丈夫ですか?

問題ありません。1回15分で完結するレッスン構成のため、途中の月から入っても支障は小さい設計です。

年度をまたぐ通年新作(4月〜翌3月)で文法テーマは段階的に積み上がりますが、テキストのバックナンバーはNHK出版で購入できます。4月まで待つより、思い立った月から始めるほうが結果的に総学習時間は伸びます。

まとめ:NHKラジオ英会話を「続く形」に設計する

この記事のまとめ
  • 2026年度のNHKラジオ英会話はNHK FMで月〜金 午前6:45〜7:00、再放送は火〜土 午前0:30〜0:45
  • レベルはCEFR B1。中学英語があやふやなら基礎英語 レベル2から入り直すほうが速い
  • テキストは月710円(電子版770円)、別売音声は月700円。無料のまま始めることも可能
  • 平日15分×1年は約65時間。中学英語の授業量350時間には5年分でようやく並ぶ規模
  • 続かない原因の中心は聴き逃し配信の1週間期限。回収は週内で完結させる
  • 発話の瞬発力と会話の実戦はタイムトライアル・アプリ・オンライン英会話で補う

NHKラジオ英会話は、費用と手間の割に得られる土台が大きい講座です。月710円のテキストと1日15分で、学校で覚えた文法が使える形に組み替わっていきます。

一方で、それだけで会話が完成する量ではないことも数字が示すとおり。土台はNHK、発話量は別建てという二層構成にできた人が、半年後にいちばん遠くまで進んでいます。

朝の放送に生活を合わせるのが難しい方や、聞くだけでは物足りなくなってきた方は、時間に縛られない講座を1つ併走させると週の学習量が落ちません。

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免責事項

※本記事は放送局・出版社の公開情報をもとにした整理です。放送時間・料金・講座内容は変更される場合があるため、最新の情報はNHKおよびNHK出版の公式サイトでご確認ください。


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この記事を書いた人

英語学習に100万円以上を使って、伸びなかった経験があるTakaです。聞き流すだけのCD教材、駅前の高額スクール、短期集中の合宿。どれも教材そのものは悪くないのに、私の英語力はほとんど動きませんでした。あの数年で失った時間とお金は、今も悔やんでいます。

独学に切り替えてから、ようやく流れが変わりました。教材の選び方と勉強する順番を組み直しただけで、留学もスクール通いもなしにTOEICは600から900を超えました。日本人が英語で伸び悩むのは、根性の問題ではなく、やり方の設計が抜けているからだと考えています。このサイトでは、教材やスクールの選び方、TOEIC対策、シャドーイングのやり方まで、100万円分の失敗と一緒に書いています。同じところで足踏みしている方の遠回りを、少しでも減らせたらうれしいです。

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