TOEICでリーディングセクションのスコアをあげ、400を目標に学習するためにはまず文法をおさえておきます。文法セクションはスコアを上げやすいので、リーディングセクションで高スコアを目指すためには文法知識をしっかりと身につけておきましょう。

リーディングの速度が遅くて、時間が足りなくなるような経験があるようであれば、そもそも語彙力がたりないか、わからない単語を一つずつ調べたりすることも要因になります。こうなると文章を読み終えるのに時間がかかってしまいます。TOEICのスコアアップを目指すため読む力をつけるための学習を徹底的に行いましょう。

英語リスニング学習の目安時間

学習時間は、平日は1日2時間を目安にし、週末は2日で7時間を目標にします。
週末はまとまった時間をとることが学習の効果をアップさせます。
勉強の流れはまず文法の勉強をしてから、リーディングの勉強に取り組みましょう。

リーディングの勉強方法

  1. 音読
  2. 多読
  3. 文法

語彙力がある程度身についていれば、次の課題は読解力になります。
読解力を身につけるための学習を重視しましょう。

リーディングの勉強方法1|音読をする

まず、英語の感覚を身につけ、頭を英語に慣れさせるという意味で、毎日10~20分程度音読を行ってください。読む英文の量は少なめにして、同じ英文を何度も繰り返して読むのが効果的です。音読を始める前に分からない単語は辞書で調べて、意味が完璧に理解できる状態にしてから実行してください。

リーディングの勉強方法2|多読をする

音読を行なった後、わからない単語を文脈の中で意味を推測しながら読み進める技術をつけるために、多読を行います。多読に使う題材ですが、最低90%近くの語彙がわからないと多読に慣れていない場合は、理解ができないので、最初は比較的頻出語彙がやさしい書籍を選択して始めてください。もしペーパーバック等が難しければ、『ハリーポッター』のような子供向けの本や『Big Fat Cat』シリーズのような英語学習者向けに作成された小説を利用してみるのもいい方法です。その後習熟度に合わせて、題材を英字新聞や英文雑誌などにレベルアップしていきましょう。多読をするときは辞書は一切使用しないようにします。

読むスピードをつけるには、とにかく英文を読む方法以外にはありません。どんなものでも構わないので、とにかく量をこなして多くの英文を何度も読んでいきます。辞書を使わなくても理解出来るレベルのものに取り組んでみて、題材はTOEICの問題集や、英字新聞でも、ペーパーバックでもなんでも構いません。

英文を一字一句訳していくというやり方ではなく、流し読みをして概要だけを掴むというやり方を身につけていきます。

リーディングの勉強方法3|文法を学ぶ

英文法は基礎知識をある程度覚えたら、ひたすら練習問題を解いていきます。
利用する参考書や問題集を決め、練習問題を解いて分からなかったところ、間違ったところをキチンと覚えるようにして、1日1時間ぐらいの時間をとって学習を続けていけば、数ヶ月で必要な文法知識はマスターできると思います。